Qスイッチルビーレーザーの特徴
Qスイッチルビーレーザーで治療が
可能なシミ・あざ・そばかす等
⑴ シミ(老人性色素斑) | シミにはさまざまな種類がありますが、一般的にシミと言われるのは老人性色素班と呼ばれるものです。老人性色素班の特徴はシミと正常な皮膚がはっきり分かれている事です。老人性色素班は紫外線を浴びることで生じます。特に若い頃に日焼けをした人は、老人性色素班ができやすくなります。皮膚の老化現象として生じるため、老人性と名づけられていますが、早い人では10代から生じることもあります。 |
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⑵ そばかす(雀卵斑) |
そばかすは正式には雀卵斑(じゃくらんはん)といいます。 鼻を中心として、小さな斑点が生じることが特徴です。そばかすは紫外線を浴びることによって広がるため、日焼けには注意が必要です。 |
⑶ 茶あざ (扁平⺟斑・遅発性扁平⺟斑) |
茶あざとはカフェオレ程度の茶色をしたあざです。先天的または幼児期に発生するものを扁平⺟斑、思春期以降に生じるものを遅発性扁平⺟斑と呼びます。 一般的に扁平⺟斑は1歳までに治療すると効果が高いと言われています。 |
⑷ ⻘あざ |
① 太⽥⺟斑
太⽥⺟斑は目の周囲から、額や頬、鼻などにかけて生じる⻘あざです。色調は褐⻘色または灰⻘色と呼ばれる⻘〜茶色の間のような色合いをしています。先天的に生じる場合と、思春期にかけてだんだんと広がるケースがあります。太⽥⺟斑は顔の片側に生じることが多いと言われています。 ② 遅発性太⽥⺟斑様色素斑 太⽥⺟斑が生まれてから思春期ごろに生じる⻘あざであるのに対し、遅発性太⽥⺟斑様色素斑は30代頃に生じる⻘あざを指し、一見するとシミのように見えます。発生する場所は頬骨の上が多く、左右非対称に増加します。遅発性太⽥⺟斑様色素斑は女性に生じることが多いのも特徴です。 ③ 蒙古斑・異所性蒙古斑 蒙古斑とは日本人の多くの⾚ちゃんのお尻や背中の腰から下に見られる⻘あざのことです。また、お尻や背中の腰から下以外の箇所に生じる蒙古斑を異所性蒙古斑と呼びます。出来る部位が異なっても基本的な性質は変わらず、健康上の問題はありません。成⻑するとともに自然に消え、一般的に小学校高学年頃を境にほとんどが消失しますが、大人になっても残ることがあります。 |
⑸ けがの後のあざ (外傷性色素沈着・外傷性刺⻘) |
外傷性色素沈着とは、ケガをしたことによりメラニン色素が皮膚に沈着してできるあざを言います。色素が沈着することで、外見は茶色く見えます。 また、ケガをしたことにより色素が皮膚の中に入り込み、傷跡が⻘く見えることがあり、これを外傷性刺⻘と言います。Qスイッチレーザーでケガの痕を消すことはできませんが、色を薄くすることで目立たなくすることが可能です。 |
⑹ 子供のあざ |
お子様にできるあざは一言であざと言っても、数多くの種類(色素性⺟斑、扁平⺟斑など)があります。 大人にとっては小さなことでも、小さなお子様にとってあざがあることは大きな心理的負担となり、他者と自信を持って接することが出来ないなどの悪影響を及ぼすことがあります。メスを使わずに、除去手術ができるQスイッチルビーレーザーを使用すれば、恐怖心や痛みなどが軽減されるので、小さなお子様でも除去が行いやすというメリットがあります。(子供のあざは受診された際に、当院のQスイッチレーザー、CO2レーザーなどで治療が可能かをお子様の年齢を勘案した上で判断致します。) |
⑺ ほくろ | 美容上の観点からほくろを除去する際にも、レーザー(Qスイッチルビーレーザー・CO2レーザー)により除去することが出来ます。それぞれの症状に応じ、どのレーザーによる除去が適切かを判断しながら治療を進めていきます。 |
費用の目安
初診料 | 3,300円 |
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再診料 | 1,100円 |
照射範囲 | 費 用 |
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1か所1mmあたり | 1,000円 |
例 | |
3mm | 3,000円 |
5mm | 5,000円 |
8mm | 8,000円 |
10mm | 10,000円 |
ペンレステープ | 1枚 100円 |
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デュオアクティブ | 1枚 700円 |
※価格は全て税込みです。
「あざ」のレーザー治療は症例によっては保険適用で治療が可能です。
まずは受診の上、 診察時に医師までご相談ください。
注意していただきたいこと
他のクリニックにおいてレーザー治療を受けた後のシミやあざの治療については、当院ではその後の診療や同部位の再治療は行っておりません。治療を実施されたクリニックにて相談の上、継続して診療を受けるようお願いいたします。
月曜日終日、水曜日午前はQスイッチルビーレーザーの照射ができません。ご来院の際はご注意ください。