医療法人坂本会 医師 飯田美佐
- 平成9年北里大学医学部卒業、医師免許取得取得。
- 大学病院からクリニックまで20年以上にわたり数々の患者様の治療に従事。
- 平成30年より坂本クリニックに勤務、現在に至る。
- 所属:日本皮膚科学会
- 皮膚科勤務経験20年以上の実績をもとに、患者様お一人お一人の皮膚に関するお悩みに耳を傾け、お悩みの軽減および早期治療を心がけております。
にきびには思春期にできるにきびと大人になってできるにきびがあり、
原因もできる場所も違います。
原因と主な症状
10代の思春期にできるにきびは成長ホルモンが皮脂腺を刺激することにより、皮脂の分泌が過剰になり、毛穴が詰まり、ニキビ菌(アクネ菌)が繁殖し、炎症を起こすことが原因です。そのため、成長し、ホルモンバランスが整ってくると、にきびはできなくなります。
また、にきびができる部位も、皮脂が分泌されやすい額、鼻、頬が挙げられます。
一方、大人になってからのにきびは一概に原因を言うことはできず、一人一人異なりますが、以下のようなものが原因として挙げられます。
できる部位は、顎やフェイスライン、首筋にかけてできる傾向にあります。
このように治療していきます
にきびの種類や状態、体質・生活習慣によって治療は異なるため、症状に合わせて、治療計画を立てて、治療します。
保険が適用される治療法としては主に以下が挙げられます。
外用レチノイド | 毛穴のつまりを取り除く塗り薬 |
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イオウ製剤 |
毛穴につまった角質をはがし、開きやすくする塗り薬 (初期のニキビ治療に効果的) |
抗菌薬 |
症状に応じて塗り薬と飲み薬を処方します (炎症を起こしたニキビ治療に効果的) |
専用器具により、毛穴のつまりの原因である皮脂や角質を除去します。
医療法人坂本会 医師 飯田美佐