虫刺され
虫に刺されたり触れたりすることによって皮膚がピンク色もしくは赤色に盛り上がります。
虫刺されは4種類に分けることができます。
⑴ 吸血される
⑵ 噛む
⑶ 刺す
⑷ 触れると皮膚が炎症を起こす
主な症状
- 蚊
- 刺された直後から激しいかゆみを感じ、また、水ぶくれを生じる場合もあります。
- イエダニ
- かゆみが強く、赤くてしこりのあるブツブツができます。
- ノミ
- かゆみが非常に激しく、大豆大からサクランボ大の水ぶくれができる場合もあります。
- 毛虫・毒蛾
- かゆみの強いじんましんのような症状や赤いブツブツができます。
- シラミ
- 頭にかゆみをおこしますが、かゆみがなく、寄生に気付かないこともあります。
- ブヨ
- わずかな痛みのあと、少量の出血があり、数時間後強いかゆみと赤みと腫れが出現します。
- アブ
- 激しい痛みがあり、その後強いかゆみを生じ、赤く腫れあがり、熱感が出てきます。
- マダニ
- 吸着、吸血時とも一般に自覚症状はありませんが、皮膚に付着した虫が膨張することで気づきます。
- ハチ
- 刺された部位に痛みを感じたり、赤くなったり、腫れが出現することがあります。場合によっては強いショック状態を起こし、死亡する場合もあります。(アナフィラキシーショック)
- 蟻
- 軽い痛みと小さな傷ができます。
- ムカデ
- 咬まれた瞬間に激痛が走り、しびれてきます。そのうち、赤くなったり、腫れます。場合によってはショック症状を起こすこともあります。
- クラゲ
- 赤いミミズ腫れや水ぶくれができます。
このように治療していきます
症状や原因となる虫の種類によって、処方する薬や処置は異なります。
処方する薬としてはステロイド軟膏、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー剤などが挙げられます。
処方する薬としてはステロイド軟膏、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー剤などが挙げられます。
こちらの記事の監修医師
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医療法人坂本会 医師 飯 田 美 佐平成9年北里大学医学部卒業、医師免許取得。
大学病院からクリニックまで20年以上にわたり数々の患者様の治療に従事。
平成30年より坂本クリニックに勤務、現在に至る。
所属:日本皮膚科学会
皮膚科勤務経験20年以上の実績をもとに患者様お一人おひとりの皮膚に関するお悩みに耳を傾け、お悩みの軽減および早期治療を心がけております。