ほくろ

Mole

ほくろは黒褐色やうす茶色、肌色、大きさはほとんど5㎜程度までのものが一般的です。
また、平坦なしみや、皮膚表面が隆起したものなど、形状は様々です。

主な症状

ほくろには良性と悪性があり、5㎜以上の大きさはメラノーマと呼ばれる皮膚がんの可能性があります。メラノーマには以下のような種類があります。
末端黒子型
足のうらや手のひら、手足の爪部に表れる。
表在拡大型
胸・腹・背中など体の中心部や手足の付け根に近い部位に表れる。
結節型
とくに部位は関係なく、だんだん大きくなるのが特徴的。
悪性黒子型
高齢者の顔面に発生しやすく、不規則な形のしみが徐々に拡大する。

注意してほしいこと

良性のものが大多数ですが、下記の点が2つ以上あてはまる場合は専門医を受診されることをおすすめ致します。

  • 形が左右対称性でない
  • ほくろの周辺がギザギザしている
  • 色が均一でなく、濃淡が混じっている
  • 直径が5㎜以上ある

他のクリニックでのレーザー治療を受けた後のほくろ治療については、当院ではその後の診療や治療は行っておりません。治療を実施されたクリニックにて相談の上、継続して診療を受けるようお願いいたします。

こちらの記事の監修医師
医療法人坂本会 医師 飯 田 美 佐
平成9年北里大学医学部卒業、医師免許取得。
大学病院からクリニックまで20年以上にわたり数々の患者様の治療に従事。
平成30年より坂本クリニックに勤務、現在に至る。
所属:日本皮膚科学会
皮膚科勤務経験20年以上の実績をもとに患者様お一人おひとりの皮膚に関するお悩みに耳を傾け、お悩みの軽減および早期治療を心がけております。