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ニキビについてのQ&A

ここでは、皆様から寄せられたニキビの
疑問についてお答えしていきます。

ニキビに良い食べ物や悪い食べ物ってありますか?
現在、ニキビと食べ物の直接的な因果関係が明確に証明されているわけではありません。よって、「○○を食べたらニキビが悪化する又はニキビが改善される」という特定の食べ物はありません。ただし、ニキビの発症は皮脂の過剰分泌が一因になります。スナック菓子やケーキなどの高脂質な食べ物を食べて症状が悪化するようであれば、ニキビの症状が出ている際に控えてみるのも一つの手段です。特定の何かを食べ続けるよりは、ビタミンやミネラルが豊富でバランスの良い食事を日々心掛けていただくことが大切です。
ニキビの発生を未然に防ぐ又は悪化を抑えるための
スキンケアを教えてください。
スキンケアのポイントをまとめてみましたので、生活の中で心掛けてみてください。
  • 洗顔料は泡ネットなどでよく泡立てて、やさしく洗顔しましょう。
  • 熱いお湯や水ではなく、ぬるま湯で洗顔しましょう。
  • 乾燥しやすい方は、朝は洗顔料を使わずぬるま湯で洗いましょう。
  • メイクをした日の夜はクレンジングを使用し、化粧汚れや皮脂を落としましょう。
  • すすぎ残しのないように、こすらずやさしく洗い流しましょう。
  • 顔に直接シャワーを当てないようにしましょう、シャワーの水圧も刺激になります。
  • 柔らかいタオルでやさしく抑えるように水分をふき取りましょう。
ニキビができているけれど化粧をしたい時は
どうすればいいですか?
ニキビができた時は皮膚に負担をかけないことが第一ですが、化粧をしてはいけないというわけではありません。以下のことに気を付けて化粧をすることをお勧めします。
  1. 帰宅をしたら早めにクレンジングで化粧を落としてから洗顔をする。
  2. ノンコメドジェニックテスト済み化粧品を使用する。
  3. 化粧をする際に、コットンやパフ等で皮膚をこすらないようにする。
ニキビ痕はなぜ
出来るのですか?
炎症を起こしているニキビを長期間放置していると、約10%のニキビがニキビ痕(瘢痕)になると言われています。ニキビ痕を作らないようにするためには、早期に治療を開始することが大切です。また、ひどい炎症を起こさないためのケアも必要となります。
ニキビは潰した方がいいのですか?
自分でニキビを潰して皮脂を毛穴から取り除くと、傷がついたり、その傷口から細菌が侵入して炎症を起こしたりして、ニキビ痕になる可能性があります。よって、自分でニキビを潰すことはお勧めできません。また、潰したニキビを何度も触ったり、しぼったりすると、炎症が周囲に広がって「しこり」になります。しこりは触っていくうちにどんどん大きくなるので、適切な治療が必要です。
ニキビは他人に
うつりますか?
ニキビは感染する皮膚疾患ではありません。ニキビの原因となるアクネ菌は普段、私たちの皮膚に存在する細菌なので、ニキビだからと言って使用するタオルを家族と分けるなどの必要は特にありません。誰と一緒にタオルを使うかよりも、清潔なタオルを使い、皮膚をキレイに保つことを心掛けましょう。
日焼け止めは
何を使用したら
よいですか?
ピーリング効果のある外用剤やケミカルピーリングをされている方は必ず日焼け止めを使いましょう。日焼け止めには「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」があります。紫外線吸収剤は刺激が強いので下記の記載のあるものを選びましょう。
  • 紫外線吸収剤フリー
  • ノンケミカル
  • 敏感肌用